富岡不撓が書家になるまでの記録ブログ「百折不撓」

百折不撓:何度も失敗してもたわまないこと、心がかたく困難に屈しないこと 

2015.09.22[火] 詩文書小作品創作「わたしの好きな絵本」

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完成
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部屋に飾ってながめることができる詩文書というもは、生活の中に馴染んでいい






「第21回 書燈長野支部 詩文書展」の出品のための詩文書小作品創作

わたしは普段近くの保育園と小学校で「おやじのえほんよみきかせ」
という名でよみきかせをさせていただいている
茅野に移住後2011年の夏から始めて、気付けば4年が経った
その回数も300回をこえた

普段のよみきかせで特に子どもたちに人気の絵本がある
詩や文ではない文字だけで詩文書表現してみようと思い立ち
それら絵本のタイトルを並べて書いた



保育園児に一番人気の絵本
1976年発行で初期にあたり、表記がひらがなの『あんぱんまん』
作・絵:やなせたかし
出版社:フレーベル館

これも保育園児に人気、わたしが子どもの頃によんで、今でもよみ継がれている絵本『もりのおばけ』
作・絵:かたやまけん
出版社:福音館書店

友人の亀岡さん作
よんでいてじーんときて声がつまりそうになる
相手や自分を肯定することの大切さが伝わってくる絵本『どんぐりのき』
作・絵:亀岡亜希子
出版社:PHP研究所

わたしと同郷、姫路出身の長谷川集平さん19歳の作
ある意味ショックを受けた絵本『はせがわくんきらいや』
作・絵:長谷川集平
出版社:復刊ドットコム

保育園児にも小学生にもおとなにも人気のカレーの絵本『ひみつのカレーライス』
作:井上荒野
絵:田中清代
出版社:アリス館

これも同じく幅広い世代に人気の絵本『じごくのラーメンや』
作:苅田澄子
絵:西村繁男
出版社:教育画劇

友達のいいところをみつけて肯定する、あたたかな絵本『ええところ』
作:くすのきしげのり
絵:ふるしょうようこ
出版社:学研

同シリーズ、関西弁だからわたしにはよみやすい『へなちょこ』
作:くすのきしげのり
絵:ふるしょうようこ
出版社:学研



以上、8冊の絵本のタイトルを横書きで並べて書いた
わたしがよむ絵本は、先ずはわたしが好きな絵本たちだ
実際には、もっと他にも子どもたちに人気の絵本はある
その中でもこの8冊を選んだ

この展示の額装は毎年毎回手づくりダンボール製
今回は絵本の絵を娘たちに描いてもらって
8冊分、まわりを8ブロックに分けて散りばめた
額装の絵が主役になってもいい
その分、詩文書作品は白を十分にとって
絵本の中の生きたエネルギーを中央に
筆であそんであらわした

絵本は相手や自分を「肯定」してくれる
いろんな作者がいろんなメッセージを込めている
絵本をよむことは、いろんな人のはなしをきくことのようだ
絵本のよみきかせは、伝え人でもあるだろう
作者の絵やことばの世界に誘う
いっしょに笑ったり、じーんとしたり、考えさせられたり
よみきかせで、絵本の世界を分かち合える
特に子どもたちの直感の感性やエネルギーには元気をもらえる

わたしが茅野の地で、保育園や小学校やいろんな場所で
よみきかせができることは、とてもありがたいこと

感謝とうれしさと楽しさをこの詩文書に込めた

絵を描いてくれた娘たち、ありがとう





・ご案内
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・参考サイト
“アンパンマンの遺言” やなせたかし93歳 「自ら傷つくことなしに正義なし」
やなせたかし先生が「アンパンマン」に込めた哲学がすごすぎる!




追記:

9/19
民主主義とはいいがたいプロセスで安保関連法案が強行採決された

その国会の様子を見ているのはおとなたちだけじゃなく、子どもたちも見ているよ

そこには対話や敬意がない

安保関連法案は戦争の方を向いているから、わたしは反対
武器はつくらなくていい、なぜならつくると使うだろうに
武力を競わなくていい、誰かを支配しなくていい

人と人、傷つけ合わない平和の方を向きたい

谷川俊太郎さんの絵本『せんそう しない』の中にもある通り
戦争するのはおとなとおとな
そのおとなたちもみな子どもだったでしょう
今生きているおとなたちは、誰かに守られて今がある
それを忘れてはならない

今と未来の子どもたちを、おとなたちが守れなけれなければ、その国は終わってしまうだろう

子どもたちを泣かしちゃいけない

平和って何だろう
子どもたちがずっと笑っている世界かな
そのために自分にできることをやっていこう

芸術文化というものは、そこを担えると思う
書の創作や表現もその内のひとつだと思う

だから、自分の腕を磨こう
声なき声に耳をかたむけよう
対話しよう
考えよう
意思表示しよう

肯定しよう
応援しよう

いっしょに笑おう





(ブログ:百折不撓 by 富岡不撓)
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